台風19号は10月3日発生し8日午前3時には900hpまで急速に発達して今年発生した台風の中で最も勢力の強いスーパー台風となった。この台風は
ISSから撮影された映像が公開されるなど話題を集め、その後の進路などから目を離せない状態となった。
11日に沖縄に近づくころまでは高い海水温の影響もあり非常に強い勢力を保ち、その後13日の午前8時半ころに鹿児島県に上陸するころには975hpまで勢力を弱めた。NHKは日本列島を通過するまでの間ずっと各地の状況を伝えてくれた。
上陸後は一気に速度を上げて13日の午後11時過ぎには985hpで名古屋を通過した。14日午前0時時点での推定暴風域は名古屋をそれて御嶽山方向へと進む様子が報じられたが、勢力が弱まったこともあり18号の時のような大きな災害はなかった。
今回の台風到来で注目すべき点のひとつに、JR各社(主にJR西日本)が行った防災に備えたタイムラインがある。台風が接近する前日に運転見合わせの予告をし暴風域になるころにはすべての在来線を取り止めた。気象庁や自治体の避難情報は避難できないような状況(大雨など)にならないと出ない。夜間では危険が増すため避難することもできないだろう。これに習って今後は各方面で見直しがされることだろう。
台風18号と19号の進路の比較
10月1日〜10日の海水温
急速強化(地球温暖化により常態化する可能性は大きい)
銀河のようでとても美しい(地球上で見ることができる小宇宙)
2014.10.08.09:00 気象衛星の写真(900hp)
2014.10.08.15:00 天気図(900hp)日本で皆既月食が見られた日
2014.10.09.15:00 天気図(910hp)ゆっくり北上しはじめる
2014.10.10.21:00 天気図(925hp)沖縄県に接近
2014.10.11.19:00(935hp)3連休初日は沖縄への航空便はすべて欠航
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